はじめに
デイサービスって実際何してるの?
看護師の役割は?業務は大変?
など、デイサービスで働いてみたいけど実際どうなのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
私はデイサービスに派遣で行っていましたが、働いてみて良かったと感じています。
実際に私が働いた時の経験をもとにデイサービスの仕事について解説していきますね!
メリット・デメリットについても紹介しているのでぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです!
そもそもデイサービスってなに?
通所介護(デイサービス)のサービス内容は、主に要介護状態にある高齢者・障害者の方がデイサービスへ通い、入浴、排泄、食事などの介助、機能訓練を日帰りで行います。基本的には施設の方が自宅から施設までの送迎もしてくれます。
派遣のデイサービスは主に1日だけ行く単発と、月単位で契約する派遣のどちらかになります。単発だと1日(8時間)、半日(4時間)などの勤務形態が多いです。
実際に働いた時のスケジュール
施設に着いたら挨拶
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バイタルチェック
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入浴可否(血圧や体温、体調見て判断する)
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入浴後に処置がある人は軟膏塗る
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内服薬・注射チェックする
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食事前の消毒に回る
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食前薬配薬、血糖測定・インスリンある人は介助する
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昼食配る
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点眼薬ある人は手伝う
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休憩
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記録書く
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おやつ前の消毒に回りおやつ配る
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時間になったら終業
このような流れにでした。詳しくお伝えすると、
施設に到着してこの時に施設の代表の人が1日の流れや業務内容を説明してくれます。
そのあと制服を渡してもらえるので着替えて業務開始になります。
この施設のときは約30名の利用者さんが来ました。
送迎の車がどんどん帰ってくるので、来た人から血圧、体温チェックしていきます。
チェックしたら、渡された紙に記録していきます。この時に入浴しても良いか◯✖️で記入していきます。
書いた紙を見て介護士さんがお風呂に入れていくので、早く測らないと入浴に間に合わなくなるのでかなり急いで測らないといけませんでした。
入浴の後に軟膏があるひとは指示通り塗っていきます。その後は昼の薬の確認をしてセットします。食前に血糖測定、インスリン、薬がある人は順番に回って行きます。
ご飯が配られる前に利用者さん全員に手指消毒をします。終わったら介護士さん達と一緒にご飯を配ります。
食後薬を配り終わったらここで休憩に入ります。食後の口腔ケアはほとんど介護士さんがやってくれていました。
午後は利用者さんは将棋をしたり、絵を書いたり、お昼寝したりと各自楽しんでいました。この間に記録を書いたり、必要なことは施設長さんに報告していました。
おやつの時間になるとまた手指消毒に回ります。おやつを配って、しばらくすると終業の時間になったので皆さんにあいさつをして帰りました。
施設の雰囲気としては、デイサービスなので自立している人が多いです。単発で行くと、利用者さんの方が看護師よりも施設のこと知っていたりするので色々教えてくれる人もいて助かりました(笑)
デイサービスのメリット・デメリット
メリット
デメリット
医療行為が少なめなのでブランクがある方や医療行為に自信がない人にはおすすめですが、スキルアップを目指している人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
単発だと日替わりで看護師が変わったりするので、前の引き継ぎや業務内容など体制が整っていないところもありました。
その代わり、常駐している介護士さんが丁寧に教えてくれたのでその日の業務は問題なく終えることができましたが、施設の中にはそういったところもあるということを頭に入れておくといいと思います。
まとめ
私が働いた時は、午前中はバイタルチェックや入浴などスケジュールが詰まっていて忙しかったですが、午後はゆったりとした時間を過ごすことができ、残業もなかったのでデイサービスは働きやすかったです。
介護士さんも施設長も良い人たちで安心して仕事ができました♪
もし嫌な人がいたとしても、期間限定だし、次はもう来ないということができるのが派遣のいい所だと思っているので、このように割り切れたら働きやすいかなと思います。
以上私の体験談でした。
デイサービスで働くか悩んでいる看護師さんの参考になると嬉しいです☆
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